再就職・転職情報

自衛隊からの転職先でおすすめの職種は?転職活動を成功させる方法

自衛隊からどんな業種・職種に転職すればいいの?
自衛隊から実際に転職した人の体験談が聞きたい。

などのご質問がVeterans Channelのキャリア相談に寄せられます。

自衛官は、中学校・高校・大学を卒業してから任期制自衛官・一般曹候補生・一般幹部候補生・高等工科学校・防衛大学校、いずれかの制度を活用して若くして任官します。

自衛隊は、その組織の特性上、比較的若く退職するケースがあります。一方で自衛官として勤務している間は、転職後の民間企業でどのような働き方をしたいのかや、自衛隊以外の業種・職種を調べること、転職をするための資格勉強をするなど転職活動ができる時間も限られており、民間企業への転職に失敗してしまうケースもあります。

無料キャリア相談では、先輩方のインタビューをもとに後悔しない自衛官におすすめの再就職先・転職先の選び方や転職した事例をお伝えしています。お気軽にご利用ください。

Contents

元自衛官へ調査!自衛官におすすめの再就職先・転職先の選び方

陸海空自衛隊を転職・再就職時に取得している資格・技能の活用方法

自衛隊は、陸上自衛隊・海上自衛隊・航空自衛隊にわかれています。それぞれの自衛隊では、機能ごとに職種があります。

陸上自衛隊普通科・化学科・機甲科・警務科・野戦特化・武器科・高射特科・需品科・施設科・輸送科・航空科・衛生科・情報科・会計科・通信科・音楽科
海上自衛隊射撃・航空管制・水雷・気象・海洋・航海・船務・艦船整備・掃海機雷・航空機整備・飛行・施設・機関・衛星・通信・経理・補給・情報・音楽
航空自衛隊航空業務・電算機器処理・高射・補給・警戒管制・輸送・航空管制・施設・航空機整備・整備・武器弾薬・衛星・気象・会計・通信・音楽
職種表

自衛官に任官するといずれかの職種に配置されることになりますが、まず自衛官として与えられた任務をこなすため、必要となる技術や技能を教育機関で学びます。これらを学んだ後、さらに必要な教育は個別で自衛隊内における専門家の証明(技能証明)や資格を取得します。

自衛隊内の技能証明は自衛隊内のみに認められた証明であることが多く、転職に活かすことはむずかしいですが、中には、国家資格や民間資格があります。それらは、民間に転職するときに活かすことができます。Veterans Channelで就職に活かせる資格を調査したのでご確認ください。

また教育機関で取得していなくても、自衛隊が退職自衛官におこなっている就職援護を活用することで取得できることがあるため、自衛隊の援護課にご相談ください。

  1. 大型自動車運転免許(1種) 

    基本的には路線バスドライバー・大型トラックドライバー・ダンプカードライバー・ミキサー車ドライバーを運転する仕事で、あわせて牽引運転免許があればトレーラー運転手、乙種第4類危険物取扱者の免許があればガソリンスタンドへガソリンなどを輸送するタンクローリーを運転する仕事をします。バスの運行会社、建設会社、運送会社などではたらくことができます。

    平成19年に道路交通法が改正されてから、自衛隊の教習でつかわれている73式大型トラックは大型車の基準を満たさなくなったので、自衛隊以外の車両は中型免許と同じ範囲しか運転できません。
  2. 大型特殊自動車免許

    ホイールローダー、フォークリフト、ラフタークレーン、除雪車、ロードスイーパー、ブルドーザー、パワーショベルなどの特殊車両を現場まで走らせる仕事です。

    フォークリフト運転技能講習・移動式クレーン運転士免許実技教習・移動式クレーンにともなう玉掛け技能講習・小型移動式クレーン運転技能講習・車両系建設機械(整地・運搬・積込み用及び掘削等)運転技能講習・車両系建設機械(解体用)運転技能講習・高所作業車運転技能講習(作業床の高さが地上10m以上)の作業免許を取得することで、建設現場などで作業をすることができます。建設現場ではたらくことができます。
  3. 自動車整備士(1〜3級)

    自動車の整備をする仕事で、整備工場、国産車・輸入車のディーラー、自動車メーカー、部品メーカー、重機メーカー、カスタムショップ、タクシー会社、バス会社、運送会社などではたらくことができます。
  4. 各種無線通信士

    各種無線通信、電話の通信操作、電報の送受信、暗号業務、無線設備の技術操作をする仕事で、海運会社、電気通信事業会社、地方公共団体・組合が開設する大電力漁業無線局、各省庁、沿岸航路船舶や小型船舶関連の会社ではたらくことができます。
  5. 国内通信級陸上特殊無線技士・第1級陸上特殊無線技士

    無線設備の点検・整備をする仕事で、携帯電話の基地局や中継局を運営する業者、携帯電話の基地局、警察・消防・鉄道無線などの基地局、テレビ・ラジオの中継局などではたらくことができます。
  6. 事業用操縦士の免許

    事業用の飛行機(航空機すべて)を操縦する仕事で民間の航空会社、旅行会社ではたらくことができます。

    ただし、自衛隊を退職して民間でパイロットとして勤務するには、事業用操縦士の免許のほかに計器飛行証明、航空無線通信士、航空英語検定が必要となります。また、2年に1回以上の割合で離着陸するときの操縦や、非常時の操縦技能、知識などが維持されているかの審査(特定操縦技能審査)を受けなければなりません。
  7. 化学作業主任

    労働安全衛生法によって指定された健康被害を起こす可能性の高い化学物質をあつかう作業方法などの指導・監督をする仕事で、特定化学物質を扱う工場ではたらくことができます。
  8. 公害防止管理者

    特定の工場や騒音を出す場所で、空気・水・騒音などの検査、環境の改善を提案する仕事で、製造業や電気、ガス、熱供給業など特定工場や公害の原因となる恐れのある施設の自治体などではたらくことができます。
  9. 電気工事主任技術者

    電気設備を点検・整備する仕事で、工場やショッピングモールなど100V〜200V程度の電圧を取り扱っている大きな店舗や、電気工事主任技術者を雇っている通信工事企業などではたらくことができます。
  10. 電気通信工事担任者(アナログ1~3種・デジタル1種/2種)

    電話回線やケーブルテレビ、光回線の配線工事の作業・監督、設備の設置、各通信回線の運用や保守をする仕事で、通信工事企業、ビルの管理会社などではたらくことができます。
  11. 電気事業設備主任

    電気設備の保安や点検をする仕事で工事やビル、発電所、変電所、商業施設など電気設備がある建物の施設ではたらくことができます。
  12. 測量士・測量士(補)

    建設や土木行事で、大工が安全かつ、確実に工事をおこなうことができる工事計画を立てるために測量法にしたがった測量計画を立てて、現場に出向いて測量をおこなう仕事で、建設会社などではたらくことができます。
  13. 建築士

    住宅やビルなどさまざまな建物の設計図を描き、設計図を基に行われる建築現場での工事監督をする仕事

    住宅、マンション、ビルなどの建物の設計だけではなくて、設計書をもとに建築現場で現場を指揮・監督したり、お客様から設計の依頼を受けて、どんな建物にしたいのかお客様と相談したり、予算に合った見積りをつくる仕事で建築事務所・工事全体のとりまとめをおこなう建築会社ではたらくことができます。
  14. 玉掛け技能

    吊り上げ荷重が1トンを超える移動式クレーンのフックに荷物をかけてから荷物をフックから外すまでの工程をおこなうのに必要な技能で、工事全体のとりまとめをおこなう建築会社や工場などではたらくことができます。
  15. 移動式クレーン運転士

    荷物を吊り上げて移動させるクレーンを建設現場、港湾、倉庫など、不特定多数の場所に移動する仕事で、工事全体のとりまとめをおこなう建築会社や工場などではたらくことができます。
  16. 小型船舶4級

    観光船・遊覧船を操舵したり、遊漁船に乗船した海釣り客を沖へ連れていく、漁師をすることができて、観光・遊覧のツアーをしている会社などではたらくことができます。

    ただし、観光、遊覧船や遊漁船の業務につくには、船舶免許のほかに小型旅客安全講習・遊漁船業務主任者講習の講義を受ける必要があります。
  17. 4級海技士

    日本国内の貨物・人員輸送だけに使用される客船・貨物船・タンカーに乗船して、航海当直、貨物の積みおろし、エンジンの発電機やボイラーの操作・整備などのおこなう仕事で、船舶会社や商船会社ではたらくことができます。
  18. 潜水士

    海難救助、水中での土木建築、沈没船の引き上げ、海洋調査、スキューバのダイビング指導などをする仕事で、海難救助をおこなう警察・消防・海上保安庁の救助隊、水中での土木建築をおこなう建設会社、海洋調査をおこなう研究機関、スキューバダイビングのツアーがある観光会社ではたらくことができます。
  19. 看護師

    病気にかかった人、けがをした人のケア・診療の補助をおこなう医療専門職で、保育園や幼稚園 、老人ホーム、障害者福祉施設、企業の看護師などではたらくことができます。
  20. 歯科技工士

    歯科医師の指示書にしたがって詰め物・入れ歯・インプラントといった歯科技工物を作成する仕事で、歯科医院ではたらくことができます。
  21. 放射線技師

    医師や歯科医師の指示のもと放射線を体に照射することができて、診療放射線技師・国公立病院や大学病院ではたらくことができます。
  22. 臨床検査技師

    患者の病気を早期発見したり、早期治療するために医師の指示のもと、臨床検査をおこなって医師に検査結果を報告する仕事で、形外科や産婦人科などの専門病院、病床をもたないクリニック、保健所や健診センター、衛生検査所、臨床検査センターではたらくことができます。
  23. 危険物取扱者

    危険物取扱者には、甲種・乙種の2種類があって資格を取得すると、危険物の取り扱いや定期検定、危険物を取り扱う作業者へ必要に応じて指示をする保安監督の仕事ができます。あわせて、大型自動車の免許があればガソリンスタンドへガソリンなどを輸送するタンクローリーの運転手になることができます。

    危険物取扱者の資格があれば危険物の製造所・屋外タンク貯蔵所・移送取扱所・給油取扱所・ガソリンスタンド・発電所などではたらくことができます。
  24. 火薬類取扱保安責任者

    火薬類を安全・確実に製造・取扱をするために作業を管理・監督する仕事で、トンネル採掘・採石場・高山などにおける発破作業する砕石現場・火薬販売店などではたらくことができます。
  25. 高圧ガス製造保安責任者

    高い圧力で圧縮されたガスをあつかう仕事の作業・保安をする仕事で、油化学等コンビナート高圧ガス製造事業所、重工業、化学工場、LPガス製造事業所、ガススタンドなどではたらくことができます。
  26. 第3種冷凍機械責任者

    高い圧力で圧縮された冷凍ガスをあつかう冷房用冷凍機、ビルの空調施設などの管理・保安をする仕事で、冷房用冷凍機などの機械設備の管理業務をする必要があるビルの管理会社

    冷凍・冷却装置をとりあつかう食品工場・化学工場、冷凍機械メーカー、冷房用冷凍機や空調調整機械の開発をおこなう会社ではたらくことができます。
  27. 電気工事士

    官公庁施設・教育施設・工場・ビル・事務所・病院・商業施設・住宅などの建設物のエアコン・無線LAN配線・電話配線などの電気設備の設計・施工をする建設電気工事と、電車に電気を送る架線、安全運行を支える信号システム、踏切、駅の照明・通信設備、電力を供給する発電所・変電所の管理・整備をする仕事で、電気工事作業をおこなう会社、施工管理会社、ビルメンテナンス会社、サービスエンジニアなどではたらくことができます。
  28. 第1種・第2種情報処理技術者

    上位者の指導のもとにプログラムの設計・作成をする仕事で、システム開発会社で社内エンジニア、ソフトウェアエンジニア、ネットワークシステムエンジニア、セールスエンジニアとしてはたらくことができます。
  29. データベース検索技術者

    企業・大学・調査機関などで研究開発・マーケティングの企画・立案をする仕事で、情報検索サービス会社・ソフト会社・コンピュータメーカー・新聞社・通信・図書館としてはたらくことができます。
  30. 理学療法士

    病院の患者・介護施設の利用者と症状を和らげたり完治するためにリハビリを一緒におこなう仕事で、病院、診療所、高齢者福祉施設などではたらくことができます。
  31. ボイラー技士(1級・2級・特級)

    ボイラーを運転して、水に熱を加えて、温水や蒸気をつくる仕事で、ビルメンテナンス会社、ボイラー管理が必要な工場ではたらくことができます。
  32. ボイラー整備士

    水に熱を加えて、温水や蒸気をつくるボイラーのなかでも一定規格以上のボイラーや第一種圧力容器を点検して整備したり、ボイラーの内部を分解して清掃する仕事で、ビルメンテナンス会社、ボイラー管理が必要な工場ではたらくことができます。
  33. ガス・アーク溶接技能士

    ガス溶接技能士は可燃性ガス・酸素を使用して金属を溶接したり溶断する仕事、アーク溶接技能士は電気の放電現象(アーク放電)を利用して同じ金属を溶接する仕事で、溶接工場などではたらくことができます。
  34. 消防整備士

    官公庁施設・教育施設・工場・ビル・事務所・病院・商業施設・住宅などの建設物の消火設備の点検・整備・工事をする仕事で、ビルメンテナンス会社、商業施設、公共施設などではたらくことができます。
  35. 調理師

    栄養や食品衛生に関する専門的な知識を活かして調理をする仕事で、飲食店・給食センター・社員食堂・病院・介護施設などではたらくことができます。
  36. TOEIC(英語試験)高得点

    英語を生かした仕事ができるので、海外赴任の発生する仕事、大手自動車メーカー・外資製薬メーカー・外資系IT企業などの翻訳、営業、通訳、英会話講師、ホテルのフロントとしてはたらくことができます。

自己分析・適職診断をして転職先を選ぶ方法

自衛隊から転職する、再就職するにあたって、まず考えるべきなのは自衛隊を辞めた後に何をしたいのかを考えて、明確にすることです。

明確な目標、目的無く転職をしようとしても、上司から「一度頭を冷やして考えてみて」、「自衛隊を辞めてから苦労してしまっては転職する意味がない」などという理由で転職を認めてもらえないケースがあります。

また、転職活動で転職先・再就職先に採用されるには面接をして採用される必要があります。面接では、数ある会社のなかでなぜ転職先を選んだのかといった志望動機や自分にどのような強み・弱みがあって、転職先ではどのような仕事をしたいのかといったことや自己PRを人に説明して分かるようにしなければいけません。

しかし、民間企業にどのような仕事があるのかわからない、どのような自己分析をしたらいいのかわからない方も多いと思います。元自衛官が運営しているVeterans Channelでは、200万人の年収データと転職実績データを元に市場価値を計測できるミイダス「市場価値診断」をおすすめしています。

また、自衛官が再就職、転職する際に確認したほうが良いキャリアガイドブックも提供しています。

自己分析をすることで、どのような業界・企業に就職するか選ぶことができ、転職活動においてうまく自己PRを伝えられるヒントも得ることができます。

ミイダス「市場価値診断」

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自衛官が全般的に持っている資質から選ぶ方法

自衛官が全般的に持っている資質とは?

自衛隊に入ることで育てられる資質は、階級によって異なります。任期制自衛官・一般曹候補生・一般幹部候補生・防衛大学校に入隊してから受ける教育は、自衛隊法に書かれている規則にしたがって国防に勤める目的に忠実に従う規律心・忠実心、いかなる状況でも対応し続けられる体力を養うことができますが、各階級によって求められる役割が異なります。

教育卒業後、全国にある部隊に配置されてから営内生活や各部隊での仕事にて上司とのコミュニケーション能力、部隊内・部隊外で仕事を進めるために必要なチームワーク、仕事をやり抜くために必要なスキルを自ら磨いて限られた時間のなかで仕事をやり遂げる実行力なども養うことができます。

階級があがっていくに連れて、部下への知識・技術の教育、モチベーション管理などのマネジメントスキル・リーダーシップ、優先順位をつけて論理的に状況を判断する論理的思考能力を得ることができます。

資質のなかで大切なスキルと生かせる転職先

多数の資質を持っている自衛官ですがVeterans Channelでは自衛隊から転職した後に評価されたスキルや自衛隊から転職・再就職した企業どのようなスキルが評価されうるか企業側へインタビューしました。

インタビューの結果、会社が求めている資質と元自衛隊がもつ資質のなかで評価されているのはとして誠実、実行力、体力、チームワーク、リーダーシップ、論理的思考能力、マネジメント、コミュニケーションスキルであることがわかりました。

Q3: 今、あなたの職場ではどのような資質・能力を持った人材が必要とされていますか?(複数回答可)

論理的思考能力・実行力・チームワーク・コミュニケーションのスキルを活かすならエンジニア


エンジニアには様々な種類がありますがどのエンジニアにも共通するのが、システムとシステムの間の関係を把握してエラーを起こすことなく、いかに効率的な実行フローを考えられる論理的な思考能力があることです。

・エンジニアの例

  • コンピューターのシステムを開発するうえで、提案から設計・開発・テストまでの一連の流れに携わるシステムエンジニア。
  • システムエンジニアが作成した設計書のとおりにプログラミングをおこなって、機能を実装していくプログラマー。
  • サーバーの設計・構築・運用・保守、ネットワークの管理、クライアント端末の設定などのITのインフラ整備をするエンジニア。
  • Webサイト・アプリケーションの設計・開発・テストや、サイト・アプリケーションの運用・保守をするWebエンジニア。
  • HTMLなどテキストデータを作成してサイトに埋め込むエンジニア。
  • データベースの設計・構築・運用・保守をするデータベースエンジニア。
  • 冷蔵庫や電子レンジなどの家電製品に組み込まれるソフトウェア・IoT技術を利用した製品の設計や開発するエンジニア。
  • エンジニアとして養った技術的なITの専門知識を活かして営業活動をするエンジニア。

また、インターネット業界は技術が進むのが早いため、常に情報収集をする、勉続を続けられるなど問題解決するために自ら学習する実行力や、受注先の会社との打ち合わせや社内のメンバーと認識のズレがなくて円滑に意思疎通を図るコミュニケーション能力が必要となります。

論理的思考能力・誠実さを生かすなら営業

営業活動は、会社の利益を得るためにおこなうことですが、具体的には会社が取り扱っている商品をお客様の悩みを解決する手段として届けることです。お客様の悩みに共感して、求めている価値にそって商品を使うことによる価値を論理的に説明することが求められる仕事です。

また、顧客の言葉を大切にする、クレームにきちんと向き合う、決められた期日までに成果をあげるといった要件から誠実さも求められます。

転職・再就職後に後悔するまえに確認すべき点

自衛隊から転職・再就職先を選ぶさいに、勤務地や転勤の可能性、勤務時間、給料社会保険、労働保険など各種保険設備の処遇や組織のキャリアアップの仕方を確認するべきです。

20代・30代・40代・50代で自衛隊を転職した体験談を紹介

20代で自衛隊を転職した体験談(Y.Oさん)

私は、自衛隊訓練中の怪我が原因で自衛隊を退職、まだ第二新卒として挑戦できる年齢だったので、エージェントに登録し、紹介された企業に応募し転職活動を行いました。最終的に企業や業種を広く知れるということで、広告会社の法人営業で働いています。

法人営業はクライアント企業へのきめ細やかな対応やフットワークが求められますが、自衛隊で培った体力やコミニケーション能力が非常に生かせていると感じます。人材系の広告のため、弊社の広告を使って良い人材が採用できたとクライアントから言われると提案して良かったとやりがいを感じています。

第二新卒で採用されたため、スキルというより、学ぶ力ややる気が重視されて採用されたと感じています。

30代で自衛隊を転職した体験談(M.Fさん)

幹部自衛官として勤務していましたが、家族の都合で自衛隊を退職しました。その後、30代後半での転職活動は苦戦しました。エージェントにも登録しましたが、あまり良い案件とは言えず、自ら応募したヘルスケアベンチャーの会社に採用してもらいました。

ヘルスケア領域を選んだ理由は、高齢社会の日本において、これからますます必要とされる健康へのサービス提供や貢献ができることにやりがいを感じたためです。主にクリニックを中心に営業をしていますが、医療関係者より僕が提案したサービスや製品を患者さんへ使用してくれたということを聞くと人のためになっていると感じています。

幹部自衛官として、資料作成をしていましたので、そうしたスキルや論理的思考能力は自衛隊時代に培った能力として今も生かせていると感じます。

40代で自衛隊を転職した体験談(T.Nさん)

元自衛隊幹部として働いた後に、自衛隊の際に培った経験値を民間企業でも生かせることを実証したいと転職しました。そのため、自身のコネクションを使って転職しています。最初に入った会社から、自分自身の経験値が最も活かせることと新たな経験を得られることから外資系IT企業へ転職しました。

現在は、外資系IT企業でゼネラルマネージャーとして、サプライチェーンマネジメントや倉庫のオペレーションの効率化を行っています。

元幹部自衛官でしたので、人のマネジメントは自衛隊時代の経験が非常に生かされる仕事をしていますただ、今の仕事では、数値を用いたマネジメントが必要ですが、自衛隊時には無かったスキルのため、それらは民間企業で学ぶことが多くあります。

50代で自衛隊を転職した体験談(O.Sさん)

自衛隊を将補の階級で定年退職をしました。再就職先は自衛隊の就職援護課より提示され、採用面接を受けました。面接を終え、業務に関して果たしてやっていくことができるだろうか、役に立てるのだろうか、という不安はありましたが、待遇等への不満はありませんでした。

何より元来、海が好きで海上自衛官を選択したのであり、引き続き海のそばで勤務できることは幸せなことだとの思いもあり、この職場で頑張ろうと決意しました。

港湾運送事業を行う会社で、私の担当部署では、自動車運搬船に輸出用のトラック、建機、乗用車を積み込んだり、コンテナ船のコンテナの積み卸しを行っています。

そこで私は、お客様や下請会社との料金交渉を含むさまざまな交渉、監督官庁との諸調整等を行ってます。私自身の業務の結果が収支に直結するような仕事であり、重責を担っていると自覚しております。

私は、入社後に「港湾保安管理士2級」「第一種衛生管理者」の資格免許を取得しました。いろいろな資格を持っていると就職先の選択肢は広がると思います。けれども、私のように入社後に資格を身につけることは十分可能です。

したがって、資格免許を取得することは重要だと思いますが、それ以上に、「新たに与えられた職務にどのような能力が求められるかを認識し、それを獲得するためのする努力をしなければならない。」というマインドを備えることのほうが大切だと考えます。

自衛隊の転職先・再就職先の傾向と再就職先・転職先を選ぶ際に抑えるべきポイント

自衛隊の転職先・再就職先の傾向

自衛隊から転職・再就職するタイミングとして、主に任期制自衛官任期満了で辞める、定年退官をして辞める、依願退職(中途退職)のそれぞれ3つに分かれます。

令和2年度の退職予定自衛官として防衛省が発表したデータによると、依願退職は含めず約5,300名の自衛官が転職・再就職する予定です。

自衛官候補生(任期制自衛官)と定年退官する若年定年制自衛官のほとんどは、職業能力開発設計集合訓練で、定年退職したあとのライフプラン計画作成、労働情勢、再就職状況等に関する教育・訓練をうけて転職・再就職します。

一方で、依願退職はその制度は使うことが原則できません。また、最近は就職援護を使わずに独自で転職先を開拓することもあるようです。定年退官する自衛官はインターネット・タウンワーク・転職エージェント・知り合いの紹介などで、再就職先の情報収集をおこなって、転職活動をおこなっています。

どの業種・職種に転職しているか正確なデータは一般向けに公開されていませんが、援護業務のアウトソーシング会社が公表しているデータを調べたところ、1位が専門サービス業、2位が製造・印刷業、3位が情報・通信・運輸・物流業で、警備、工場勤務、ドライバーなど、免許・資格をベースとした業種に転職していました。

1位:専門サービス業 24%
2位:製造・印刷業 13%
3位:情報・通信、運輸・物流業 12%

自衛隊が抱えている転職支援の課題点と対策方法

自衛隊では、自衛官が退職したあとに生活をしていけるだけの収入を得られるようにするため、より優秀な自衛官に入隊を促すために、転職および再就職支援活動をおこなっています。

しかし、企業就職の経験のある自衛官がいない、人員難により転職・再就職活動のために人員をあてられる割合が少なくなってしまう、退職予定自衛官が転職活動に費やせる時間が少なくなってしまうなどの課題点があります。

さらに、自衛官のほとんどは転職経験がないので自分にあった転職先の選び方を知りません。様々な原因で離職率が高くて転職・再就職したことを後悔してしまう可能性が高いです。

20代・30代・40歳代で転職・再就職した自衛官の離職率が高い

Veteransで現在、民間企業で転職・再就職している元自衛官53名へアンケートを取ったところ、「退官後、再就職した企業で今も続けて働いていますか?」という質問に対して、40%の元自衛官が退官後、転職・再就職した企業で働いていないと答えました。

年齢別では、20~40歳代は65%、50歳以上が約30%と若いほど離職する傾向が高いことがわかったことから、転職・再就職したあとに企業、あるいは業種・職種とのミスマッチを起こしている可能性が高いと考えられます。

再就職先が合わず転職してしまった事例

元幹部自衛官 T.Oさん

幹部自衛官として勤務していましたが、家族の都合により退職を余儀無くされました。当時、在職中に再就職の情報収集をしていましたが、地方勤務だったため、エージェントに登録してもなかなか面談や面接に行けず、退職を申し出た時期が迫っていました。

結局、退職した後に活動を開始、転職期間をあまり開けると面接の際に不利になると聞いたことがあり、知人から紹介された保険会社に就職をしました。

当時はまず就職することが重要だと考え、あまり考えずに転職をしましたが、営業の仕方も僕にとってはかなりハードで結局半年で転職をすることになりました

保険会社で活躍されている営業の先輩はいましたが、僕にとってはずっと続けていくことが難しいと思い、その後教員免許を持っていたため、臨時教員として勤務した中学校で勤務、今は教師として勤務しています。

最終的には自分のやりたい仕事につくことができましたが、転職の際は余裕をもち、最終的に退職する日を逆算して、半年から1年は転職の準備として作った方がよりよい転職活動ができたと思っています。

限定された業種のなかで転職している可能性が高い 

「退官後、再就職した企業で今も続けて働いていますか?」という質問に対して、退官後、転職・再就職した企業で働いていないと回答した元自衛官に転職した理由を確認したところ、知人の紹介・インターネットで情報収集など限定された方法で得られた数少ない企業や職種・業種といった情報から選択して就職先を選んでいる可能性が高いことがわかりました。

自衛隊が抱える転職課題の対策

転職・再就職したあとに企業、あるいは業種・職種とのミスマッチを起こしたことが原因となって離職をしないために、知人の紹介・インターネットでの情報収集など限定された方法ではない手段も考えた活動が求められます。

自己分析をして自分にあった職種・業種を見つける、転職先を選ぶときに転職・再就職予定の企業で自分ができることなどの情報を調べる、転職・再就職した元自衛官で民間で活躍している人の情報に触れる、転職・再就職した自衛官が運営する退職予定自衛官のための専用の求人サイトなどで情報を得ることが大切です。

自分にあった再就職先・転職先を見つけられる相談先

職種とのミスマッチを起こして転職・再就職を失敗してしまうリスクを防ぐために、あるいは自分にあった職種・業種を見つけたうえでより活躍するために、元自衛官がキャリア相談にのってくれる・アドバイスをしてくれる相談先を選ぶべきです。

自衛隊から民間企業への転職は、転職活動ができる時間が限られている、営内生活をしていて転職活動をしていることを打ち明けられない、訓練などが重なって転職するタイミングがわからないなど、通常の転職活動と違い独特の悩みを多く抱えてしまうケースが多いため、自衛隊から転職・再就職した自衛官に相談して、悩みを打ち明けて転職へ前向きな一歩を踏み出しましょう。

Veterans Channelの無料キャリア相談

Veterans Channelは、元自衛官により運営されているキャリアコミュニティです。転職を考えている自衛官、転職したあとキャリアアップさせたい自衛官へのキャリア相談、メンター紹介の他、キャリアアップのためにプログラミング、ビジネススキルなどを学べる講座を提供しています。

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